GIOSミストラルのコラムカットしてみました
こないだの記事の冒頭でチラッと触れましたが、コラムカットをしました。
ミストラルにも乗りなれてきたので、より前傾姿勢をとれる様にしようとハンドル高を下げたのです。
しかし、ステム中央に付けてるスマホホルダーにスマホをつけようとすると、コラムヘッドにひっかかって装着出来ないのです。
なので、ひっかかる部分をカットしてしまう事にしました。
まずはコラムヘッドのネジをアーレーンキーで回して、ステムごと外します。
次にパイプカッターでカットします。
挟み込んでクルクル回すと、簡単にカットできます。
このパイプカッターは、ホームセンターで800円くらいで購入しました。
エルゴングリップに交換した時にハンドルのカットにも使ったので、2回目の活躍です。
中にスターファングルナットというのがあります。
スターファングルナットより下に切りたい場合は勿論、これより上に切った場合もこのナットを下げなければいけません。
上すぎると、ハンドルがガタガタになってしまいます。
下げるといっても、トンカチで叩いたりしてはいけません。
水平に下げなければ、ネジがはまらなくなってしまいます。
スターファングルナットを下げる専用の機材もあるのですが、高い上に使用頻度が低いものなのでもったいないと思い、自分でやってみることにしました。
M6の長ネジ285mm、M6のワッシャーとM6のナット、金属の角座をホームセンターで購入。
数百円です。
角座とM6のワッシャーをこの様に固定します。
自転車の前輪を外して、逆さまにひっくり返します。
先ほど作ったものをこの穴に置き、ワッシャーの間から長ネジを通して差し込み、スターファングルナットの反対からネジで固定します。
ワッシャーの大きさだけで穴より大きいのが用意出来るなら、角座の用意はいらないです。
角座をつけたのは穴にワッシャーが落ち込まない様にするためと、ナットを閉めた時にワッシャーが回転してフレームに傷が付くのを防ぐためです。
そして一番上からナットを装着したら、準備完了です。
レンチでナットを締めるとスターファングルナットが長ネジに引っ張られて、手前に上がります。
つまり自転車を正位置に戻し、上から見たらスターファングルナットが中に埋め込まれていきます。
ひとつ気を付けなければいけないのが、スターファングルナットは一度動かすと元に戻すことが出来ません。
一方通行です。
なのでナットを閉めながら、スターファングルナットが今どれくらいの位置にあるか、確認しながら作業しました。
だいたい上から、1.5~2cmくらいの位置まで下げると丁度良いです。
以上にて完成です。
スマホの干渉が解消され、スッキリしました。
もっと切ってしまってもよかったのですが、またハンドルを上げたくなる場合もあるかもしれないので、邪魔にならない部分は残してあります。
このスマホホルダーとっても使いやすいので、その内にレビューしたいと思ってます。
自分でやって失敗して取返しのつかない事になる可能性はありますので、心配な人はショップに頼んだ方がいいです。
餅は餅屋と言いますしね。
このブログと同じ様にして、フレーム等に傷が付いたりスターファングルナットが水平に下がらなかったりする可能性がある事はご了承下さい。
あくまで自己責任での改造で、よろしくお願いします。
それでは、楽しい改造ライフを。
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