ホイールを盗難やイタズラから守る方法
沖縄が梅雨入りしてしばらく経ちました。
そろそろ関西も梅雨入りですかね?
自転車乗りにもそうでない人にも、辛い季節です。
雨の日は自転車に乗れないのでウズウズしてしまいます。
今回はホイールの盗難とイタズラ防止について考えます。
スポーツ自転車のホイールはクイックレバーという手動のレバーで、簡単に着脱可能になっています。
構造を解っている人なら、1分もあれば簡単にホイールを外すことが可能です。
これはメンテナンスする時やパンクした時なんかに、非常に便利かつ合理的な構造です。
反面外すのが簡単なので、盗難やいたずらの標的にされやすいとも言えます。
盗難を防ぐ為には駐輪時にフレームとホイールを巻き込んで、アースロックするのが一般的です。
しかしクイックレバーをイタズラで緩められる時もあります。
前回の記事にて触れていますが、大事故に繋がる可能性もあります。
実はこの時K師匠と同じ場所に、駐輪していた私の自転車のクイックレバーは無事でした。
いたずらしようにも私の自転車には、クイックレバーが付いてなかったのです。
私が使ったのは、こちらの商品です。
GORIX ゴリックス 盗難防止 専用ツール付き ロッキングスキュワーシャフトロード向け GX-07
例えば前輪だけU字ロック等で前輪ホイールだけをアースロックで繋いでも、クイックリリースで外せば、フレームを持ち去ってしまう事が出来ます。
その為フレームを巻き込んでアースロックをするのが基本ですが、アースロックが出来ない場合もあります。
ここで私は考えました。
クイックリリースで簡単にホイールを外せないようにしてしまえば、リスクを減らす事が可能なのではないかと。
そこでこちらの商品を購入して取り付けました。
これを使うと、ホイールを完全に手動で外す事は不可能です。
工具を使って外すことになりますが、付属でついてくる専用工具でしか外す事ができません。
専用工具を持ち歩くなんて言うと面倒なイメージや、忘れたり紛失してしまう不安もこれに付いている専用工具にはありません。
この様に工具に穴が付いているので、他の鍵と一緒に簡単に持ち運び可能です。
クイックレバーに比べれば着脱は一手間増えますが、それ以上にメリットが多いと私は思いました。
ホイールの交換は走行性能をUPさせるパーツ交換として非常に有効なカスタムです。
しかしながら性能の良いホイールは高価なので、自衛手段としてこの様なパーツを使うのは多いにアリだと思います。
私は心配性なので早速導入したわけですが、すでに一回守られています。
断言は未だにできませんがK師匠の事故はいたずらだったとすると、落車していたのは私だった可能性もあるのです。
他にも車体の角度を変えなければ外せないクイックレバーなんてものもあります。
車体の角度を変えれない様にフレームをアースロックしてしまえば駐輪時にはクイックを緩める事が出来ません。
勿論、これらを使っても絶対に盗難やイタズラの被害に合わない訳ではありません。
高価な車体からは離れないのが一番ですが、私の様にサイクリング先で観光をしてみたいと考える人におススメ致します。
折角遠くまで行くのだから、美味しいものを食べて温泉にも入りたい。
そんな願望を叶えてくれるアイテムです。
ROCKBROS(ロックブロス) 盗難防止機能付き ホイールロックシャフト クイックリリースじゃないレバー 2011-4CBK ブラック